月 の 桜

夜空に浮かぶ 金の満月

見上げる度に 君を思い出す

あの月にある 桜の樹の隣に立つ

君を想って 一人 夜を明かすよ

 

ああ 君と 地上で別れて

どれくらい経つのだろう

 

悲しさも 寂しさもなく

過ぎてゆく夜の中に

新しい道があるのに

動き出さず 見つめている

 

ああ 君は あの桜の傍

今 何を想うだろう

 

目の前に開ける道と

これまでに歩いた道

どちらかに 行くも戻るも

出来ないまま 座っている

 

あの花は 月の桜 君もいつか守られて

ここで暮らしていた時よりも

穏やかに過ごすだろう

ああ 夜空に 桜が 舞い散る

花びらが 夜空を 彩る

 

見上げれば 揺らめく幻

過ぎし日の 想いの名残りか

ああ 夜空に 桜が 舞い散る

風の間に 桜が 波立つ

 

< 作詞・作曲:花雲 >

1997.6. / 2005.8.

S I T E T O P