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年 暮 れ 方 の 物 思 い

それはいつになく忙しい春で

桜の迎えも 知らずに来ていた

幾重にも重なる 季節の直中で

花の降り敷いた道を駆け抜けた

 

飛び上がるほどの喜びも

どうしようもない悲しみも

幾重にも重なる 季節の直中で

燃え立つ夏と 立ち尽くした

 

熱く溢れ出た涙も 今年の最後の雨になる

全て今にして思えば 一時の夢のよう

過ぎて 過ぎて ただ日は行き過ぎて

よき事も悪き事も 胸の土に還る

 

 

決意の秋を目の前にして

不思議と心は穏やかで

幾重にも重なる 季節の直中で

新しい風を胸に満たしていた

 

呼吸するような優しさで 今年も最初の雪が降る

全て今にして思えば 一時の夢のよう

過ぎて 過ぎて ただ日は行き過ぎて

よき事も悪き事も 胸の土に還る

 

< 作詞・作曲:花雲 >

この曲は『晴れまち道ゆき』に収録されています。

S I T E T O P

『花雲の音』 T O P